難易度☆初めての方
難易度☆☆中学生くらいまで
今回は、thisとthatの違いについてふれてみます。
this(複数はthese)は話し手の近くにあるもの、that(複数はthose)は話し手の遠くにあるものに使えます。
this
例: This is my cat. (これは私の猫です。)
that
例: That is my cat. (あれは私の猫です。)
これはイメージしやすいと思いますが、thisとthatは時間の感覚にも使えるということはご存知でしょうか?thisとtheseは、話し手にとって近いと感じられる時間、もしくは今話していることに用いられます。thatとthoseは、話し手にとって遠いと感じられる時間、過去や未来、もしくは少し前のことを表すのに使われます。
this
話し手が、たった今経験していること、直前に言ったばかりのこと、これから話すことを示す場合に使われます。
例1: Why are you late? I'm sorry. This is what happened. (ごめんなさい。実はこうこうで。)
→ 話し手がこれから説明する出来事を示しています。
例2: I’m really enjoying my trip to London. This is my first time here,
too. (私も今回が初めてです) → 今の状況であるロンドンにいることを示しています。
that
少し前の出来事や、過去や未来の特定の時点を指す場合によく使われます。
例1: I saw someone like you at the station yesterday. Oh, that was me! (あれは私です!)
→ 過去の出来事 (昨日駅で見かけたこと)を示しています。
例2: Remember the time we went on a trip? Yea, I loved that! (あの時は楽しかったね!)
→ 過去の特定の出来事 (旅行に行ったこと)を示しています。
例3: The new restaurant opens next week. I'll be really busy that week.
(新しいレストランは来週オープンします。その週はとても忙しくなるでしょう。) →未来の特定の出来事を示しています。
thisが今ここにある時間を表すのに対して、thatは少し離れた過去や未来の時間を指すという違いがあります。物理的な距離感でも時間の感覚どちらでも、thisは近い、thatは遠いと覚えてください。
その他の使い方
距離や時間以外にも、this、that、these、those には他の使い方もあります。文脈中の考えや感情を示すために使われます。
1: 考えについて
this: 今話していること、これから説明すること
例: I have an idea. This is how we can work the problem out.
that: 以前に話したこと、相手が言ったこと
例: I think we should postpone the plan. That's a good idea.
2: 感情や強調
話し手の感情を強調するためにも使われます。
this: 今の状況や自分自身の感情を強く表現
例: I can't believe this! I won a ticket for the Lady Gaga concert!
that: 過去の驚きや感動
例: That was the best film I've ever seen.
このようにthisとthatは、文脈中で特定の対象を示すことで、コミュニケーションをスムーズにする役割も担っています。
