アリアナ・グランデに学ぶ語学の学習法

私はアリアナ・グランデの楽曲が好きでよく聴きます。皆さんは世界的な歌姫アリアナ・グランデが、かつて驚くほど熱心に日本語を学んでいたことをご存知でしょうか?

そこで今回は、アリアナの日本への愛、その過程で起きたあるハプニング、そして2025年の再来日から、私たちが英語を学ぶ上で大切にしたいマインドセットを一緒に考えてみましょう。

アリアナが日本語の学習を始めたのは2015年頃です。そこから約5年もの間、多忙なワールドツアーやレコーディングの合間を縫って、家庭教師をつけたり学習アプリを使い込んだり、本格的に日本語習得に励んでいました。

単なる挨拶程度の勉強ではなく、アリアナ自身のSNSでノートにびっしり書き連ねたひらがなや漢字の写真をアップしたり、「日本語のレッスンが私の1日で一番のお気に入り!」と語るほど、その熱量は凄まじいものでした。

そこまでアリアナを突き動かしたのは、ポケモンやジブリといった日本文化への愛、そして日本のファンと自分の言葉でコミュニケーションを取りたいという純粋な思いでした。

 

2019年1月、アリアナは自身のヒット曲7 Ringsを記念して、手のひらに七輪という日本語のタトゥーを入れました。しかし、文字を短縮しすぎた結果、意図した7つの指輪ではなく、日本でおなじみの調理器具である七輪(しちりん)という意味になってしまったのです。SNSで間違いを指摘され、一部で批判を受けたアリアナは、日本への愛が深いゆえに深く傷つき、一時期日本語の学習や発信から距離を置いてしまいました。

英語学習へのヒント
英語を話すとき、「間違えたら恥ずかしい」と不安になることはありませんか?「七輪」」の一件は、直訳の難しさと文化の違いが生んだ悲劇でしたが、彼女を責めるのではなく、それほどまでに日本語を使いたかったというアリアナの熱意に注目すべきです。七輪と入れてしまったのは、それほどまでに日本語を愛し自分の体に刻みたいほど一生懸命だったからです。大切なのは完璧さではなく、伝えようとする姿勢なのです。間違いとはあなたが挑戦している証です。

 

そして、昨年2025年、アリアナは映画「ウィキッド」のプロモーションで7年ぶりに来日しました。かつてのハプニング以来、日本語からは少し遠ざかっていたアリアナでしたが、レッドカーペットで見せたのは日本という場所とファンを心から楽しむ笑顔でした。一度は心が折れて、学習を止めてしまったかもしれませんが、アリアナは再び日本の地を踏みファンと交流することを選んでくれました。

英語学習へのヒント
仕事が忙しかったり、自信を失ったりして、英語学習を数ヶ月、数年休んでしまっても大丈夫です。一度辞めたら終わりなんてことはありません。アリアナが笑顔で再び戻ってきたように、あなたもいつだって英語学習に戻ってきていいのです。 大切なのは、途切れた期間ではなく、また好きという気持ちで再開することです。

 

アリアナが日本語を学び始めたきっかけは、ポケモンやジブリが大好きで、日本文化への純粋なワクワク感からでした。映画「ウィキッド」の来日でも、アリアナはそのリスペクト精神を再びファンに届けてくれました。

英語学習へのヒント
試験のスコアのためだけの勉強は、いつか苦しくなります。アリアナがジブリを愛するように、好きな海外ドラマを観る、好きな洋楽の歌詞を口ずさんでみる、例えばこんな気軽に取り組めることから始めてみてはどうですか?

 

 

最後に、アリアナ・グランデの楽曲や彼女自身の言葉から、英語学習に役立つフレーズや楽曲をご紹介します。

1. 歌詞から学ぶ
アリアナの楽曲は、クリアな発音と感情豊かな表現が多いため、リスニングや発音練習に最適です。

曲名: thank u, next(感謝とポジティブな決別を歌っています)
フレーズ: I've learned from the pain.(痛みから学んだわ)
何か失敗した時や、コミュニケーションが上手く取れなくて悔しい思いをした時にthank u, next(ありがとう、次へ行くわ)という気持ちは非常に大切です。ミスを一つの経験として捉えるマインドセットが学べます。

曲名: 7 rings(友情と自信を歌っています)
フレーズ: I see it, I like it, I want it, I got it.(見て、気に入って、欲しくなって、手に入れた)
非常にリズムが良いフレーズです。現在形の動詞が並んでいるだけなので、口を動かす練習であるスピーキングの基礎としてぴったりです。

 

2. アリアナの口癖から学ぶ
アリアナがインタビューやSNSでよく使う、親しみやすい表現にふれてみます。

I'm so grateful for... (〜にとても感謝しています)
アリアナがファンに対してもよく使う言葉です。単にThank youと言うよりも、心がこもった丁寧な響きになります。

literally(文字通り、本当に)
アリアナに限らず強調したい時によく使う言葉です。本当に(really)の代わりに使ってみると、一気にネイティブらしい自然な表現になります。

 

アリアナの日本語学習も、私たちの英語学習も、ベースにあるのはもっと知りたいというポジティブな感情です。楽しめてワクワクする英語を優先しましょう。これが壁にぶつかっても最後まで学び続けるための秘訣です。アリアナが「七輪」という間違いを乗り越えてまた笑顔で会いに来てくれたように、私たちも楽しんで英語にふれていきましょう!

2026年02月09日